🍁 秋風と、心の宝物 🍁

(2026.10.15記)【一般】

暑さと台風が続いた夏も、いつの間にか遠くなりました。

大きな仕事を終えて、ようやくひと息。

あれほど「早く終わらないかな」と思っていたのに、いざ終わってみると、なんだか寂しい。

人の心とは、まったく勝手なものですね。

振り返れば、初めてのことばかり。
戸惑ったり、悩んだり、ときには「どうして引き受けちゃったんだろう」なんて思ったことも。

それでも、たくさんの人に出会い、知恵を絞り、力を合わせ、ひとつのことを成し遂げた日々は、何にも代えがたい宝物になりました。

不思議なことに、仕事が終わって少しぽっかり空いた心には、それ以上にたくさんのものが残っているのです。

そして、ひとつ気づきました。

勇気って、最初から持っているものではなく、一歩を踏み出すことで育っていくものなのかもしれない。

自信がなくても、迷っていても、とりあえず一歩。

その一歩が、思いがけない出会いや、新しい自分につながっていく。

もちろん、転びそうになることもあります。
でも、思いがけないピンチが、新しい可能性に気づくチャンスになることだってあるのです。

秋風が少し冷たくなってきました。

木々は葉を落とし、次の季節へと向かいます。

ホーホー先生も、そろそろ次の一歩を考えようかな。

……とはいえ、まずは温かいお茶と、おいしい栗のお菓子でも。

一歩を踏み出す勇気と、ひと休みする余裕。

どちらも大切にしたい、今年の秋です。

ホーホー先生より 🦉

卒業の季節に思うこと

(2026.3.9記)【一般】


卒業の季節になると、子どもたち一人ひとりの歩みを思い出します。
学校生活の道のりは、決して同じではありません。



毎日当たり前のように学校に通える子もいれば、
朝起きることや教室に入ることに、大きな勇気が必要な子もいます。



最初は学校に来られなかった子が、
少しずつ午前中だけ来られるようになり、
やがて午後まで過ごせるようになる。



そんな変化を目の前で見ていると、
「成長」という言葉の意味を改めて考えさせられます。



人はそれぞれ、自分のペースで成長していきます。
周りと比べれば小さく見える一歩でも、
その子にとっては大きな勇気と努力の積み重ねです。



そして、そうした一歩一歩が、やがて新しい扉を開いていきます。



卒業は終わりではなく、新しい出会いの始まりです。
これから先、さまざまな人と出会い、つながりながら、自分の世界を広げていくことでしょう。



どうか、人とのつながりを大切にしながら、
無理をせず、ありのままの自分で歩んでいってほしいと思います。



ゆっくりでも大丈夫。
それぞれの歩幅で進んでいけばいいのです。



卒業の季節、子どもたちの未来がやさしく広がっていくことを願っています。🌸

ホーホー先生のブレイクタイム(2026.1.29記)

(2026.1.29記)【一般】

まだ寒い。でも、春はもう動き出している。

 

朝、吐く息が白い日がまだ続いています。
コートも手放せないし、体もどこか縮こまりがち。
 

でもね。
春は、もうちゃんと準備を始めています。
 

木の芽は、目には見えないところでふくらみ始めています。
土の中では、次の季節に向かう相談会がすでに開かれている。
 

人の心も、同じです。
 

「まだ寒いから」
「もう少し落ち着いてから」
そう言いながら、心の奥では
次の一歩をうっすら考え始めていませんか?
 

春は、突然やってくるように見えて、
実は”準備ができた人のところ”から静かに始まります。
 

何かを始めなくてもいい。
大きな決断をしなくてもいい。
 

ただ、問いかけてみてください。
 

この春、私は何を少しだけ変えてみたい?
何を手放して、何を持ち続けたい?
 

心の衣替えは、急がなくていい。
でも、ファスナーを少し緩めるくらいは、
もうしてもいい頃かもしれません。
 

まだ寒い。
でも、春は確実に近づいています。
 

——
あなたの心の準備は、できていますか?
 

ホーホー🦉

ホーホー先生のブレイクタイム(2026.1.8記)

(2026.1.8記)【一般】

 

新年のごあいさつ  ― 🏇駿馬奔走が如く ―

 

新しい年を迎えました。
皆さま、どのようなお正月をお過ごしでしょうか。

 

今年の干支は午。
馬といえば、力強く、そして風を切るように駆け抜ける姿が思い浮かびます。

 

「駿馬奔走が如く」

 

今年の私は、この言葉を胸に置いて一年を歩んでいきたいと思っています。

 

ただがむしゃらに走るのではなく、
立ち止まるべきときは立ち止まり、
進むと決めたときには、しなやかに、そして力強く前へ進む。

 

これまで多くの現場や出会いの中で、
「急がなくていい」「遠回りしてもいい」という言葉の大切さを、
何度も実感してきました。

 

一方で、
「今こそ一歩踏み出すとき」「動きながら形にしていくとき」
そんなタイミングがあることも、また事実です。

 

今年は、ためらいすぎず、
でも無理はせず。
自分の感覚を確かめながら、
必要なところへ、必要なスピードで走っていきたいと思います。

 

駿馬が大地を蹴るように、
しなやかに、力をため、
そして一歩一歩、確かな前進を。

 

本年も、出会いと対話を大切にしながら、
ホーホー先生としての歩みを重ねてまいります。

 

どうぞ、今年もよろしくお願いいたします。

ホーホー先生のブレイクタイム(2025.12.18記)

(2025.12.18記)【一般】

 

ホーホー先生、不登校の子に「将来の話」をしてもいいんですか?

 

こんにちは。ホーホー先生です。

今日は、よく聞かれる質問について考えてみようと思います。
「不登校の子に、将来の話をしてもいいんでしょうか?」という問いです。

 

「今はそんな余裕ないです」
「将来の話をすると、かえってプレッシャーになりませんか?」
そんな声も、たしかによく聞きます。

 

ホーホー先生も思います。
無理に未来の話をする必要は、ありません。

 

でもね。
キャリアの話=進路の話だと思ってしまうと、
大事なものが、少し見えなくなる気がしています。

 

キャリアって、本当は
「どんな仕事に就くか」だけの話じゃなくて、
「どんなふうに生きていくか」という、もっと広い話。

 

たとえば——
・今日はどこまでなら動けそうか
・何をしている時間が、少し楽か
・人と距離をとりたいのか、少し話したいのか

 

こうした小さな選択も、立派なキャリアです。

 

不登校の子どもたちは、
「自分はどう感じているか」を確かめながら、
毎日、とてもたくさんの決断をしています。

 

それに気づくこと。
言葉にしてみること。

 

それが、自分を客観的に見る力(メタ認知)を
少しずつ育てていくのだと、ホーホー先生は感じています。

 

だから、将来の話をするときも、
遠い未来を語る必要はありません。

 

「来週、どうしたい?」
「今の自分、どんな感じ?」

そんな問いかけで、十分なんです。

 

不登校の子にとってのキャリア教育は、
“前に進ませるためのもの”ではなく、
“立ち止まっている自分を、ちゃんと見るためのもの”。

 

ホーホー先生は、そう思っています。

 

さて、今日の問いです。

あなたは最近、
「今の自分」を、ちゃんと眺める時間を持てていますか?

 

また、ここで考えましょう。
ホーホー先生でした

© International Psychological Science Lab.