挑戦と飛躍の支援


学校臨床研究会
(公財)日本臨床心理士資格認定協会より「定例型研究会」の承認を受け、臨床心理士の資格更新ポイント付与対象の研究会です。
令和7年度の会員募集中!継続参加者が多いため、残り2枠です。
2025年度学校臨床研究会 会員募集要項
令和7年4月吉日

 本研究会は、学校現場における心理支援の実践力向上を目指し、臨床心理士・公認心理師・学校心理士など心理専門職同士が、相互に学び合う場として開催します。
 ケース発表や情報交換を通じて、児童生徒個人の支援のみならず、学級や学校全体を視野に入れた支援のあり方についても多角的に検討します。
 また、発表・議論を重ねる中で、実践の振り返りと理論の深化を図り、学校臨床におけるより確かな支援力を育むことを目的としています。

スーパーバイザー 芳川玲子、岡田守弘(横浜国立大学名誉教授)
会  場 ユニコムプラザさがみはら
参加資格 臨床心理士、公認心理師、学校心理など心理資格がある方
5回以上の出席により、臨床心理士資格更新ポイント付与対象です。
募集人数 先着2名  (前年度より継続の方が多い為)
開  催 7回 (各回とも 土曜開催 時間は13時~17時)
2025年 5月10日   6月28日   7月19日
      9月13日  11月22日  12月13日
2026年 1月17日
予備日   2月28日(予定)
年会費 5,000円
※第1回開催日に現金で徴収させていただきます。
※領収書が必要な方はお申し出ください。
研究会内容 ケース発表+情報交換

*発表は1回2名まで(複数回の発表も可能)
*発表はケース、専門書のまとめ、学会発表用のポスターや論文の検討など、いずれも可能
*ケースとは:個人を中心としたケース、学級のあり方を検討するケース、学校を検討するケース、SCのあり方を考えるケース など
*発表担当者は、当日人数分の資料を用意すること
*資料形式は、自由。ただし、発表の目的、見立てを明確にすること

スーパービジョン(SV)
様々なニーズに対応するスキルをさらに磨くために、フィードバックや振り返り、また、まさに直面している現場での問題点などについて支援します。
ケースごとに、個人で、時にはグループで対応します。
スーパービジョンの目的

① 専門的スキルの向上
② 自己理解の深化
③ 倫理的判断のサポート
④ メンタルヘルスの維持
⑤ 成長の継続

スーパービジョンの機能

① 教育的機能(Educational Function)

  • 新しい知識やスキルの習得
  • ケースへの対応方法の学習
  • 理論と実践の橋渡し

② 管理的機能(Administrative Function)

  • 倫理的な問題の確認と指導
  • 実務上の課題へのアドバイス
  • クライアント支援の質の管理

③ 支援的機能(Supportive Function)

  • 感情面のサポート
  • ストレスのケアや自己理解の促進
  • 安全な環境での内省の促進
スーパービジョンの形式
形式 回数 時間 料金(税込)
個別スーパービジョン
1対1で行う形式。
個人の課題に深く向き合える。
密なフィードバックが得られる。
月1回 60分 10,000円
グループスーパービジョン
複数人で意見交換しながら進める。
他の参加者のケースからも学べるメリットがある。
月1回 3時間程度 6,000円
スーパービジョンとコンサルテーションの違い
項 目 スーパービジョン コンサルテーション
目 的 専門家の成長・能力向上 問題解決のための助言
関係性 指導・育成を前提とした上下関係 対等な立場での助言提供
対 象 長期的なスキル向上 特定の問題や課題への対応
継続性 定期的・継続的に実施されることが多い 必要に応じてスポット的に実施される

スクールコンサルテーション講座
本講座では、学校現場での経験を持つ心理士が、スクールコンサルテーションのスキルを学び、「スクールコンサルタント」としての役割を果たすことを目指します。
個別支援にとどまらず、学校全体の環境改善や組織の成長を支える専門的な視点と実践力を育成します。
また、教師や管理職との連携を通じて、持続可能な支援体制の構築を担う人材の育成にも力を入れています。
スクールコンサルテーション講座
公認心理師・臨床心理士のための スクールコンサルテーション実践塾(全10回)
〜心理学の専門家と学ぶ、現場で使える力〜
なぜ今、スクールコンサルテーションなのか?

学校現場では、不登校や発達課題、教員の多忙化など、複雑かつ多層的な課題が山積しています。こうした現場のニーズに対し、心理職が「個別支援」にとどまらず、「チームによる支援」や「組織的なアプローチ」を通じて学校全体の支援力を高めていくことが、今まさに求められています。
   
そのために必要なのが「スクールコンサルテーション」のスキルです。
   
単なる助言や助っ人としての関わりではなく、教員や保護者、多職種と信頼関係を築きながら、“協働”のなかで子どもを支えていく。心理職としての役割を一段階深め、現場に根差した実践力を備えることが、今後の学校支援には不可欠です。
   
〜一歩進んだ実践力を、あなたのキャリアに〜
   
「学校現場で、心理職としてより効果的な支援がしたい」
「教員や保護者と協働しながら、子どもを包括的に支えたい」
そんな想いをもつ専門職の方のために、アメリカ・イギリスのスクールコンサルテーション理論を基盤に、
日本の教育現場に応用した“実践力”を身につける講座です。
    
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